㈱コード雇い止め裁判 第6回審理は、8月4日、京都地裁で行われました。
当日は36度超えの猛暑のなか、京都総評や京都MICなど14名の方が駆けつけてくださいました。ご支援ありがとうございます。
一方被告会社は、今回も代理人弁護士のオンライン出廷のみでした。
被告側が苦し紛れの反訴
会社はコロナ助成金(雇用調整助成金)を受給しており、原告を雇う経済的負担は一切ありません。今回の審理では、被告会社側が「雇い止めの合理的理由」を提出する予定でしたが、今回も提出しませんでした。つまり、裁判所が納得できる雇い止めの理由がないということです。
それをごまかすためか被告側は、憲法で保証された労働組合の正当な活動に対し「330万円の損害賠償」を求める反訴※を提出しました。
※被告の反訴の「理由」
1:提訴後の記者会見で会社の名誉を傷つけられた
2:原告が主導して多くの組合に会社へ抗議文を送らせた
3:提訴自体、会社への名誉棄損
被告側の引き延ばしを許さない!
被告の反訴は、明らかに時間稼ぎの言いがかりであり、しかも労働組合ではなく原告個人を被告とする卑劣極まりないものです。
弁護団は速やかに反訴の棄却を求め、これ以上の引き延ばしを許さず2022年3月を目途に判決を得る方針を表明。審理後の集会では原告が「会社の引き延ばしに強い怒りを感じる。私達には正義があると確信している。勝つまで頑張ります」と決意を表明しました。
次回第7回期日は2021年9月27日(月)です。
全国のみなさんからの、さらなる注目とご支援をお願いいたします。
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