4月21日のコード争議大阪高裁判決は、原告の訴えを棄却する不当判決でした。
判決文は、高裁判決にしては薄い11ページ(そのうち原告の訴えについての判断は1.3ページしかない)
京都地裁判決以上に中身がなく、内容は後退しています。
雇用契約を更新してきたことや2年以上働いてきたこと、 雇用調整助成金の適用を中止したことなどは配慮されず、 「契約更新の合理的期待があったといえない」と切り捨てています。
被告が原告を名誉毀損で訴えた反訴は却下。
コロナ禍であろうが、雇用調整助成金をそれまで使っていようが、
有期雇用者の雇い止めは問題ないという判断を、司法があっさりとくだした差別判決です。
傍聴支援には37人の方が駆けつけていただき、傍聴席に納まらないほどでした。 京都総評やMIC、大阪地連、よみうりテレビ放送争議の原告や支援者のみなさんも傍聴支援に来てくださいました。
大阪高裁に公正な判決を求める署名は2437筆になりました。
本当にありがとうございます。 引き続きよろしくお願いいたします。
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